病院・診療科について当院とタイ国公衆衛生省立コンケン病院が交流協定を締結
作成日時 2013年11月18日

今回の協定締結は、コンケン病院が救命救急センターを開設するにあたり、1996年に当院の高度救命救急センターを訪問したことがきっかけで(その後、コンケン病院はJICAの支援を得るなどして、救命救急センターを設立しました)、今年6月にコンケン病院の救命救急センター長を含め医師3名が松田博青理事長を訪れた際に、学術的交流に関する提案があり、実現の運びとなったものです。


協定締結に先立ってコンケン病院のWeraphan Suphanchaimat病院長をはじめ9名の関係者が当院の見学に訪れました。一行は松田理事長、甲能直幸病院長、齋藤英昭副院長、北島勉教授(総合政策学部)と挨拶を交わした後、双方の病院の規模や設備等の概要を互いに説明しました。そして第3病棟を中心に、集中治療室や脳卒中センター、個室病棟等を回り、午後からはメンバーが各専門分野に分かれ、手術部、外来、放射線関係部署、薬剤部等を見学し、担当者から詳しい説明を受けました。
見学後、甲能病院長とWeraphan Suphanchaimat病院長が協定書にサインし、正式に交流協定が締結されました。この協定により、今後、両病院のスタッフの交換留学や共同研究が可能となります。