病院・診療科について手術部が日本泌尿器内視鏡学会総会で「未来の匠賞ヤングエンドユロロジストアワード」を受賞

作成日時 2013年12月20日


 第27回日本泌尿器内視鏡学会総会が「内視鏡戦国時代~理想の医療を求めて~」をメインテーマに11月7日(木)から3日間、ウェスティンナゴヤキャッスル名古屋能楽堂で開催され、当院手術部から「ロボット支援下前立腺摘除術における顔面保護ネットの作成」と題した演題を発表し、未来の匠賞ヤングエンドユロロジストアワードを受賞しました。



 本学会は、泌尿器内視鏡手術に関わる医師の専門学会で、看護師としての参加は珍しく、今回の発表は医師とは違った角度から患者さんの安全に配慮した点が評価されました。2012年に、当院手術部にda Vinci Surgical System(ダ・ヴィンチ・サージカルシステム)を導入することが決まって以来、ロボット支援下前立腺摘除術チームの一員として関わってきたので、その成果が評価されたことを大変光栄に思います。
 2013年現在、国内のda Vinci Surgical System導入施設は100施設を越え、今後、手術適応の拡大など、ロボット支援下手術の増加が期待されています。私たち手術看護師も手術チームの一員として、より安全な手術環境づくりと、患者さん中心のケアを目指して努力していきたいと思います。

参考:◆泌尿器科学教室ホームページ

(手術部看護師長 根本康子)