病院・診療科についてギャラリーアートスペース「~切り絵の世界~ 二代目直平 剪画展」に多くの反響

作成日時 2014年03月27日


 現在、ギャラリーアートスペースでは「~切り絵の世界~ 二代目直平 剪画展」と題して、吉祥寺で剪画師として活躍する二代目直平こと、小沢直平さんの作品を展示しています。剪画(切り絵)とは、紙を図柄に沿ってカッターナイフで切り、切り出した絵を台紙に貼って絵画として完成させる美術作品のことで、サンタや赤とんぼなど四季をテーマにしたものや、人種差別や地雷などをテーマに描かれており、全ての作品に指で触れることが可能です。
 展示会場には、感想を書き込むノートが置かれており、会場を訪れた患者様やそのご家族の方から大変多くの反響が寄せられていますので一部ご紹介いたします。

【作品を見てると、痛みがやわらぐ気がします】
【とても感動する作品ばかり。体調の悪い日々、私も切り絵をしてみたいと思いました】
【入院中の家族を抱えていると心は荒れてきます。が、(作品を)“やさしくなぜていいよ”といわれ、受け入れられた思いでした。優しさに感謝いたします】
【とても素晴らしい作品ばかりでした。感動をありがとうございます】

プレゼント配達を終え星を見上げるサンタ     多くの感想が寄せられたノート


 
 二代目直平さんはこの反響を受け「昨年末、こちらの病院にMRI検査で来た際に、この素晴らしいギャラリーと出会ったのがきっかけで、今回の剪画展を開催させていただく運びとなりました。頂戴した多くの心温まる感想を拝見し、こんな小さな作品でも、心を和ませることが出来るのだと感じました。予想以上の収穫があり、濃くて深い展示会となりました」と話しました。
 この展示は、4月2日(水)まで行われていますので、来院の際にはぜひお立ち寄りください。

訪れた患者さんらに剪画製作について語る二代目直平さん