病院・診療科について集中ケア認定看護師教育課程五期生の修了式が行われました
作成日時 2014年03月31日
研修生たちは、生命の危機状態にある患者さんに対し高度な看護実践ができるよう、集中ケアという特定の分野に関する専門的知識・技術について研鑽を積んできました。
修了式では、甲能直幸 病院長が修了証を一人ひとりに手渡したあと、「皆さん、無事に修了おめでとうございます」と祝辞を述べ、「これからの医療は大きく変わろうとしています。その中で、医師のみならず看護師の果たす役割は非常に大きいと思います。特に、集中ケア認定看護師のような技能を身に付けた看護師の需要というのは、今後ますます高くなります。どうか、ここで学んだ経験や知識を、今後の日本の医療行政に活かしていただきたいと思います」と激励しました。


続いて、赤木美智雄 総合研修センター長から「人との繋がりというのは財産であり、とても大きなものですので、ここで出会えた仲間を大切に、何かあった時には連絡を取りあうなど、これからも付き合いを続けていってもらいたいと思います」とメッセージを贈りました。
このあと、道又元裕 看護部長が「皆さんが勤める病院の状況に合わせながら、自分たちが学んできたことを周りの仲間たちに伝えて、患者さんの早期回復に向けて頑張ってもらいたいと思います。また、全国にいる800数十名の集中ケア認定看護師の先輩方とも、これからたくさんのネットワークができてくると思いますので、これらの縁を支えにしながら、チームワークを大切にして、力を発揮していってください」と式辞を述べました。


これを受け、研修生代表の野島亜紀さんが、指導教員への感謝の言葉と、7ヶ月に及ぶ研修の中で学んだこと、苦楽を共にした仲間との思い出を語り、「認定試験に全員が合格し、認定看護師として活躍できるように努力を続けてまいります」と誓いの言葉を述べました。
式を終えた後には、修了証を手にして安堵の表情を浮かべる人や無事に研修を終えられたことを喜び合う人、笑顔で記念撮影をする姿などが見られました。
今後、研修生たちはそれぞれの職場に戻り、5月に実施される認定審査に挑みます。
