乳腺外科先進的な医療への取組み

当科が研究代表者として取り組んでいる研究です(*は当院が研究代表者の施設です)。

  1. 0–I期乳癌を対象としたラジオ波焼灼治療の第II相試験*
    乳癌におけるラジオ波焼灼治療の妥当性を検討する多施設共同試験です。症例の登録は終了しています。
  2. センチネルリンパ節生検を伴う乳房部分切除術後の同側乳房内再発例における腋窩治療に関する後ろ向きコホート研究*
    センチネルリンパ節生検を伴う乳房部分切除術を受けられた後に同じ乳房に再発された方の腋窩治療について調査しています。
  3. 臨床研究グループよる医師主導研究
    WJOG, JBCRG, CSPORなど臨床研究グループの試験を進めています。該当される方へは担当医から説明があります。
  4. 学術団体による調査研究
    日本乳癌学会、 日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会など学術団体による調査研究に協力しています。該当される方へは担当医から説明があります。
  5. 乳癌の原発部位から転移再発部位におけるHER2発現のダイナミクスを検討する多機関共同後向きコホート研究
    「HER2 PRIME study」*
    2013年1月以後に乳癌と診断され、かつ2023年12月までに転移再発した方で治療のために乳癌と診断された時点と転移再発と診断された時点に腫瘍組織を採取された方を対象としてHER2発現のダイナミクスを解析することから最適な抗HER2療法を検討します。