放射線科先進的な医療への取組み

〈診断部〉

  • バルーンカテーテルによる血流コントロール併用手術療法
     癒着胎盤のある妊婦の帝王切開や、high flow typeの巨大血管奇形では外科的処置中に大量出血が予測されかなりの危険を伴う。あらかじめ腹部大動脈や両側総腸骨動脈にバルーンカテーテルを留置しておき、バルーンカテーテルで術中に血流量をコントロールすることで出血量減少が期待できる。
  • 産後出血の子宮動脈塞栓術
     大量出血で生命的危機に面した産後出血に対して、止血目的で子宮動脈など骨盤内動脈を超選択的に塞栓する手技。外科的処置より低侵襲で子宮の温存が可能であり、合併症の頻度も低い。当科では夜間や休日でも可能な限り対応している。2024年度の施行件数は4件である。
  • 閉鎖循環下骨盤内非均衡灌流療法
     骨盤内がん(子宮頸がん、子宮体がん、膀胱がん、直腸がん)に対する灌流療法に関する基礎研究を実施している。